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ELANのポリシー2  2004. 1. 3


☆ フレームの仕上げについて ☆

※「BBのタップ切りとフェイス出し等はしてもらえますか」と質問がありますが、
基本的にタップ仕上げは当たり前のことで、全部しております。 特にイタリアフレーム(デローザ)は、殆ど仕上げてありません。
販売店でするのが当たり前と言う考えみたいですね。
ただ、BBフェイスの削り出しはよほどのことがない限りいたしません。 現在はBBにカセットタイプが多くフェイスの当たりを出さなくても、 問題ない場合があります。 し、フェイスを削ると塗装を削ると言うことですので・・・。 昔のタイプのBBですと、フェイス出ししていませんと、 ワンが緩むことがありますので削り出ししておりました。
その他にシートピラーの部分も削りだし調整もします。 後ディレーラーの芯だし・フレームの芯だしと「たかがフレーム、されどフレーム」ですね。

※無論工賃はフレーム代に含まれております。 つまり当たり前のサービスです。
自転車の組み立ては、プラモデルの組立てとは違います。適切な組立てが行われていないフレーム、パーツは、メーカーの品質保証が受けられないばかりか、事故を起こしてしまう危険もあるのです。シクロタカハシでの販売は、専門スタッフが採寸して選んで組立てした完成車でのお渡しが基本です。が、フレームだけでの交換(ご自分での組み立てをご希望の方というお客様のために)最低限必要なフレームの仕上げをして、サイズ算出した寸法などをお渡しいたします。

【フレーム/完成車組立】
チェンホイルギアのブレ「テンブレ」の調整とクランク曲がり修正用治具です。
リム修正用治具と同じ感覚で修正します。
新品でもギアのブレは結構ありますので・・・調整が必要になります。
これは、ディスクブレーキのフレーム台座芯だし工具です。
MTBなどのディスクフレームには最低限の工作の、ディスク取付台座を削りだして芯だしをします。
フレーム芯出し治具です。フレームの芯も皆さんが思っているほど出ていませんよ。


【サイズ算出・フレームサイズ決定・組立】
靴サイズ・足の型・握力・背筋力を測定して、身体の各寸法を計測し、ペダリングなどの調整をします。
組み立てたら、各寸法を計測して記入保存してお客様へお渡し致します。
採寸した寸法は特にサドルの高さが重要ですね。
ハンドルの高さやステムの長さもとても重要です。。
サドルの取付位置もとても大切です。ペダルの踏み方も変わってしまいます。


【余談ですが、こんな物も使っています。】
せっかくベストに組み立てた自転車でも、シューズプレートの位置が違っていたら何にもなりませんね。足下までセッティングして完成です。プレートの位置をセッティングする治具で調整して、トータルコーディネイトです。
シューズプレートセッティングだけのためにも、いろいろ使って調整しています。